「子供のことを子供にきく」(杉山亮)を読んで、面白かったので、
早速自分の子供たちにやってみました。
まずは長女(7歳)に、付き合ってもらうことにしました。
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☆長女(7歳)2010年3月1日(月)15時過ぎ~16時過ぎ
学童にいつもより早めに迎えに行き、
隣の小川町にあるファミリーレストランに向かう。
【車の中】
子:何聞かれるのかなー。
(ちょっとわくわくしたような声の感じ)
父:(「子供のことを子供に聞く」という本を渡し)
この本に書いてあるような子供インタビューをしたいんだよ。
子供のことは、大人はよく分かっていないし、
子供のころの気持ちを忘れてしまうから、残しておきたいんだよね。
【ファミリーレストラン】
メニューを渡し、好きなモノを選ばせる。
娘はチョコ杏仁サンデー、私はイチゴ杏仁サンデーを注文する。
録音機をセット ちょっと意識してもじもじしている
子:(インタビューの形式を意識したみたいで)
まいちゃんは学校でなになにをしました。
父:何したの?
子:体育 サッカー コーンにあてるのをやって、コーンに2回あてた
父:難しいんでしょ?
子:Aちゃんが「まいかすごーい」って。
父:他の子は?
子:3回とかできた人もいたよ。
父:男の子?
子:知ーらない。だれか言ってた。
子:(録音機を指差しながら) これさー 電池はいってるの?
父:そう。
こういうのやりたいのは、こういう話したのとか
7歳のときの気持は忘れちゃうでしょ。だから記録に残しておきたいんだよ。
●ゆずの木保育園
父:さっきさー、ゆずの木(保育園)の話をしたけど、ゆずの木で覚えているのは?
子:う~ん 運動会
父:いつ?
子:う~ん
父:ゆず組のとき?
子:そう かけっことかー リズムとかー パン食い競争とかー
父:そう。
子:あと たけ上り 昇れなかったけど、今は昇れる
父:昇れないとくやしかったりするの?
子:(しばらく考えて)ううん(間)
父:特にそれはあまり思わないんだ。
子:うん
子:あ きた
(デザートが来た)
父:食べながらやるからね。
インタビューのときは特別ね。
子:これあげよっか まいちゃん 2つあるから
父:うわ やさしいー! ありがとう。
子:食べていい?
父:どうぞどうぞ食べて
(しばらく食べる)
父:ゆずの木(保育園)っておもしろかった?
子:う~ん(しばらく考えて)
運動会のかけっこがね。 負けたけど。
父:そうかー。
父:ゆずの木で嫌なことってあった?
子:う~ん
父:まいちゃんは、嫌なことってあるの?
子:(しばらく考えた)
保育園で?
父:保育園でもいいし、学校でもいいし。
子:あんまり無い (断言口調)
父:そうかー、それもすごいね。
(ちょっと嬉しかったが、声には出さずに)
●楽しいこと
父:今、とくにとても楽しいこととか面白いことって何があるの?
子:(ちょっと考えて)今?
(サンデーを指差し)これ
父:ははは(笑)確かに、そーだよねー。
今じゃなければ
子:学校?
父:うん
子:う~ん 勉強 だって色んな事を習えるから あと一輪車。
見てー チョコ(デザートのチョコをとりながら)
父:(ちょっと嬉しい)(冷静を装いつつ)
そうかー、色んな事習えるから面白いんだ。
父:特に面白い科目は?
子:科目って?
父:国語とか、算数とか。
子:算数と体育
体育は、サッカーとかー、前は鉄棒してたんだけど、なくなっちゃった。
ボール遊びが多いよ。
父:ふーん ボール遊びが多いんだ
鉄棒は逆上がりができなかったけど、今は?
子:できない 前回りもたまにしかできない
父:なるほどね。
子:だって鉄棒が高いんだもん
父:そうかー。背に対して鉄棒が高いんだ。
子:うんそう。
父:一輪車は練習し始めているから面白いの?
子:うん 一輪車毎日のっているから、
ここのへんが(腿を指しながら)一輪車に乗っているような感じ
父:へーそうなんだー 乗ってなくても乗ってるような感じなの
学校でも練習してるの?
子:してない 休み時間がねー短い グラウンドがちょっと遠いから
父:そっかそっか
子:だからすぐチャイムなっちゃうからできないんだよ。
父:他に何か面白いことあるの?
子:楽しいことねー
う~ん う~ん う~ん う~ん
何だろう? (しばらくして)
子:今じゃなくてもいい?
父:うん
子:学校の運動会 書いた?
(自分が前に話したことかを確認してきた)
父:保育園の運動会は書いたよ。
この間やった運動会のこと?
子:そうそう
父:そうなんだー。学校の運動会が面白かったんだー。
子:だってさ 保育園はさ、あそこの丸いところ(園庭)しか走らないでしょ。
学校はさ 疲れるけど、坂とか昇ってさ下るから
長い(走る距離)から面白い
父:へーそうなんだ 面白いの
走ったり動いたりするの好きなの?
子:うん 疲れるけどね
●怒られること
父:授業中とか動きたくなったりしないの? そういうとき我慢するの?
子:うん 我慢する 先生に怒られるよ
父:あーそうかー、動きたいけど先生に怒られるから我慢するんだ
先生に怒られたこととかあるの?
(明確に答えようとせず、質問をふられた)
子:パパは、怒られたことある?
父:あるよ。
子:なんで?
父:なんだっけなー。悪さをして、よく怒られたなー。ガラス割ったりとか。
子:え!そんなことするの!?
父:わざとじゃないよ。ボール遊びとかしてて、
子:サッカー上手だった?
父:あんまり上手くなかったねー。
子:うちねー パパより上手だよ。
父:お父さん、あんまり運動上手じゃかったなー。
子:空手は?
父:空手は大人になってからだね。どっちかっていうと大人になってから。
泳ぐのは得意だったけど。
子:スイミング?
父:そうそう
●習い事
子:まいちゃん、習い事しない。
父:しないんだ。
子:うん
たぶんね。
父:やりたいことはないの?
子:やりたいことは、一輪車(笑いながら)
父:一輪車は習いごとではないんでしょ。
子:うん 一輪車のれて違う乗り方もしたい。
父:バックとかけり上げとかターンとか。
子:うん
父:おどりは?(一事ダンスとかバレエとかに興味をもっていたので)
子:しない
●お姉ちゃんであること
父:まいちゃんさー、ちょっと話変わるけどさー、あなたお姉ちゃんでしょ。
なんかさ、おねーちゃんで良かったなーって思うことある?
子:ない
父:ないんだ。
子:まいちゃん 赤ちゃんになりたい でも一輪車はしたい
父:赤ちゃんになりたいのは、甘えたいから?
子:う~ん(しばらく考えてから)
着替えさせてもらえるから
父:ははは(笑)そうなんだ
父:あのさー、あやのちゃん(妹)とは、喧嘩したりするけど、
一緒にいると面白いの? 大変なの?
子:あやのは変なこと言うから なんかねー
意味分かんないこととか 聞こえないこととか
なんかねー 内緒話を小っちゃい声で言ったり 聞こえない
まいちゃんは内緒話を大きく言うから聞こえるんだけど、
あやのはちっちゃく言うから
父:まいちゃんは大きい声で話してほしいんだ。
子:うん そうしないと聞こえない
父:ひろ君はどうなの? やっぱりかわいい?
子:うん。だーいすき!
(何か取り出し)
子:見て、自分で編んだ いっつも毛糸はねー
自分で編むんだよ 編み物好きだから
父:学童で習ったの?
子:そう こうやって下からぐるんって
●学童
父:さっきさ学童に行ったけど、
学童ってあなたにとって面白いの?
(しばらく間)
父:楽しいのは?
子:面白いのは、ビーズ。色んなもの作れるよ。
作るのは面白い。
Mちゃんは、絵が上手。 まいちゃんは工作が好き。
父:そっかー。Mちゃんは絵が上手で、まいちゃんな工作が好きなんだー。
父:つまんないなーと思うことは?
子:う~ん つまんないことは、ない。
父:(ちょっと嬉しい)
へー、そうかー
●つまんない時
父:そういえば、まいちゃんは小さい時よく「つまんない」って
言ってたけど、今はあんまり言わないねー。つまんないことないの?
(すぐ「つまんない」「どっか行きたい」「連れてって」って
言っていたが、最近言わなくなったので)
子:あるよ
父:例えばどういう時
子:つまんない?
う~ん う~ん
(ちょっと考えてから)やることがない時、つまんない。
今はー、工作の本があるから。
保育園のときはー、コブとりじーさんとか、
おじーさん、おばーさん系の話が多かったでしょ。
することなくて、つまんないと言ってたけど、
今はー工作の本があるから。
父:そうかー。だから色々作ってるんだ。
学童にある工作の本ってあなたにとって大きかったんだねー。
●小学校2年生になること
父:もうすぐ小学校2年生になることについては思うことあるの?
子:2年生になりたくない
父:何で?
子:だってさー
1年生のときは、まえにでる先生もいるしー
後ろにたっとく先生がいるでしょ。
2年生になると、先生は1人しかいない。算数のときはいるけど。
だからー2年生になりたくない
父:あ。そうか。前とか後ろに先生がいるといいんだ。
それは話せるから?
子:ううん
父:そっか。
父:クラスも替わるんでしょ?
子:そう。2組の子の名前も覚えないといけない。
たぶん、まいちゃん 2年2になる。
だって今1年1組でしょ。
父:そっか。面白いね。
●終わりに
父:最後に何かある?
子:ううん 全部いっちゃった
父:このインタビューってどうだった?
子:楽しい!
父:8歳になったらまたやろうか?
子:うん
子:(思いだしたかのように)あと楽しいのは-、持久走
父:そうなんだー。あれも疲れるし長いもんね。
子:ゆずの木のブランコ、泥んこ遊び、荒馬、三つ編み、
走ったりするのは楽しかった。
父:そっかー。
【家に着いて】
(家に帰って、一輪車でしばらく遊んだ後)
子:あと、もうひとつあった。歌が好き。歌うの。
聞かれるのは恥ずかしいけど。
父:そうかー。
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●長女とのインタビューをふり返って
長女にとって、メモにとって真剣に話を聞いてもらえるのは嬉しいようだ。
お風呂に一緒に入った時も、何か私に甘えてくる感じがした。
満足している感じ。
妹にも優しく接してくれている。
聞いてもらえることってすごい大事なのかも。
インタビューをやる前は、以下の点を気をつけようと思った。
・詰問調にならないように
・こちらの価値観を示しすぎないように(それはいいねー。それはちょっとねー)
・誘導しないように
・言葉をわかりやすく
・「どう思う?」と聞かないように (分かんないと言われるので)
やってみたら色々話してくれた
結構子供のころから一緒にいたから、話していることもわかって相槌が
打てたのもよかったかも
「嫌なことはあまりない」と明言されたのが嬉しかったのと、
楽しかったことを思い出してくれているのが嬉しかった。